ゴブリン

ワンダーランズではどこを見回しても見事に設計された舞台が完璧な調和を生み出しており、愛情あふれる創造主のささやかな個性をそこかしこに感じることができる。なかでもゴブリンは、甘いもの中毒の創造主が、三時のおやつに超ジャンキーなブリトー2個を食べたあとに脂まみれの手で作り上げたことが伝わってくる強烈な存在だ。

ゴブリンは小柄でずる賢く、そこらじゅうをメチャクチャにするタチの悪い緑のヤツで、単体では弱くても大勢集まると脅威になる。常に何かの道具をいじっていて、さまざまな遠隔武器やガジェットに精通している。かといって接近すれば安心ということではない。目の前の邪魔者は膝への斧の一撃か、即席のTNTで排除されるのだ。